リノベ会社を決める②
請求した資料の中から気になった会社へ連絡し、初回のアポイントを取りました。これも無料の会社が殆どですので、安心してとにかくGOGO!
一日に二件掛け持ちしたりと、この頃はなかなかハードでした。
初回ヒアリングではリノベの概要や、あとは予算の話し、物件の探し方、どの程度金額がかかるのか、が主な話題。モデルルーム的なものを併設してる会社が多く、ここで作ったらどんな雰囲気になるのかも参考になります。
基本的にこの時にお話しする方が担当になる場合が多いみたいですので、会社選びと同時に担当者選びにもなるわけです。
勿論相手も人間ですから、色々な方がいました。
最近よく話題になる、妻には名刺渡さない問題とか(笑)
やりとりの主体も購入も私達はどちらもユロッピなので、ペアローンでもないし私はなんていうかオマケ状態なところも。
ただ、表立ってレズビアンである事に不快な言動をしてくる方は一人も居なかったので、それに関しては「お金払えりゃ別にいいんだな」って印象でしたね。
(事前のやり取りで同性カップルだと伝えてある前提になりますが)
肝心な値段に関して大きく思ったのは、意外と同じ金額でやれる事が会社ごとに違う!
色々初回ヒアリング結果を行った順に自分なりに纏めてみます。
◆よかった点
◆気になった点
A社
[担当者]
◆セミナー開催やFP無料相談など説明がわかりやすく、安心して相談はできる雰囲気。
◆ユロッピ中心に話をすすめ私はオマケ感満載。
[リノベ]
◆可変性重視なのか、壁やドアを作るのを極端に拒否る。壁が増える事に金額が増えるらしいが、MAXまで金額を上げても私の壁希望に「網で区切りましょう!」で締められる。網……
打ち合わせ先の自社事務所のトイレの施工がボロボロなのが気になった(ここに工事任せて大丈夫か?)
B社
[担当者]
◆話しやすく感じが良い。二人にきちんと話してくれ、やりとりのメールなどレスポンスが良く、仕事が早い印象。資料も充実していた。
[リノベ]
◆モデルスペースが好みだった。スイッチまでお洒落で真似したい要素いっぱい。標準仕様の料金形態がはっきりしていて分かりやすい。
◆食洗機や室内窓などはオプションなので、オプションがどれだけかかるか不安。
C社
[担当者]
◆予算があまり合わなかったのか、終始適当に流された。
[リノベ]
◆会社としては業界内では大手で老舗なので信用度は高そう。
◆モデル例は可もなく不可もなく。
D社
[担当者]
◆落ち着いた雰囲気ながら話しやすく、私の話もちゃんと聞いてくれた。資料も豊富でネットで調べながらスクリーンで共有しつつ色々な面の説明も丁寧。
[リノベ]
◆モデルルームが理想的で猫特化物件も実例多数。リノベも出来るが不動産業としてのほうが強いような印象。
◆得意なエリアとしての範囲が土地単価が高いところばかりなので予算があまり合わなさそう。
E社
[担当者]
◆事前資料に手書きのメッセージが入っていたのはこの人だけだった。とにかく明快な今回会った中では唯一の年下。二人平等に会話をすすめてくれる。
[リノベ]
◆どの部屋がきても選べない!と思うくらいコンセプトがあっていた。やりたい事を伝えたら、オプション扱いにならずに坪単価をすぐに計算してくれ具体性が見えた。
◆事務所の場所が自宅から遠い(電車乗り継いで1時間)ので、打ち合わせが大変そう。
こんな感じでしたね!
因みに、A〜Dまでは雑誌から資料請求したところ。Eはリノべりすからの紹介でした。
実際はDまでで一旦落ち着き、なんかそれでもイマイチ、パッとしないなぁ〜なんて話していたところにEを紹介されました。
Eはこの中では事務所が一番遠くてちょっと悩んだのですが、施工例がとにかく好みだったので思い切って行ってみることに。
いやぁ、行って大正解でした(๑و•̀ω•́)و
結果的にB社とE社に絞り、いざおためし物件見学へ!!
は、また次の記事で。
まだまだつづく。
リノベ会社を決める①
物件を探す前にやること。
『どの会社でリノベーションをして貰うのか?』
これを決めるのはとにかく大変でした〜。
しかし、ここは物件選びくらい気力を使うのをオススメします。
中古マンションを買ってそのまま住むのであれば、物件を探すところから始めれば良いのですが、リノベーションの場合は
●中古マンション購入+リノベーション費用
この二つを纏めないとローンの組み方が変わります。
基本的に物件購入は長期ローンを組めるのですが、リノベだけのローンを別に組むと金利が高くなる場合が多いらしく、つまり月々の返済額が結構高くなっちゃうんですね。
それに、物件購入とリノベ会社が別々だと、施工にしてもあれは出来るこれは出来ないとかの業務連絡もいちいち大変ですし、あんまり現実的ではないのかなと思いました。
料金も、フルリノベーションの費用は私達が見てきた会社だと
平均 8〜15万/1平米
仮に60平米をリノベーションすると、大体480万〜900万。
この費用を現金支払いにするつもりがないなら、物件とリノベを別々に組むのではなく、物件とリノベを纏めてローンに出来る会社に頼む必要があります。
一つの会社で、物件購入〜リノベ〜引き渡しまでやって貰うシステムをワンストップというらしいです。
その為にはワンストップが可能なリノベーションする会社を先に決めない事には、物件探しにいけません。
私達はまずリノベーション雑誌を買いました。
リクルートさんが出している
めちゃめちゃ素敵なリノベーションがいっぱい(♡ノ ´ 〇`)ノ
見てるだけで夢が広がります〜!
そしてこの中でお互いが良いなと思う雰囲気の会社をピックアップし、資料請求をしました。
我が家は全部で11件。
この段階は無料ですし、ちょっと気になるところにはガンガン資料請求。
もう一つは『リノべりす』さんがやっている会社紹介サービス。
ネット上でヒアリングシートを入力し担当の方が私達の好みに合いそうな会社さんを紹介してくれます。
雑誌には載ってなかったリノベ会社も豊富で、こちらからもいくつか請求。
さて、資料が届いたら実際に最初の打ち合わせ(ざっくり予算ややりたい事のヒアリング)をする会社を選びます。
この時選ぶポイントとして、私達が重視したものが…
①施工例が好みのものが多いか
②資料が届くスピードが早いか
①施工例が好みのものが多いか
そもそも好みの中から資料請求したのであまりに外れている事はないと思いますが、何件も載ってる施工例を見ると、好みと好みじゃないものの比率が半々くらいなら保留にしました。逆にどの部屋が来てもウェルカム!な会社には絶対行きました。
②資料が届くスピードが早いか
とにかくレスポンスが早いというのが大切。これから数々の打ち合わせがあるのに、反応が遅いところ、積極的に扱ってもらえないところにはとてもお任せ出来ません。特に物件はタッチの差で決まる事もありますし、その後の打ち合わせが出来ず工事期間が延びると料金も余計にかかったりしますので、スピード感は重要だと思います。
(因みに当初本命かなぁと思っていた会社からは、なんと半年後に資料が届きました。絶対任せたくないー!)
こんな感じで、初回打ち合わせへと乗り出すのでした。
まだまだつづく!
リノベセミナーとFP相談
事故物件見学以降、リノベについて考え始めた私達。しかしいまいちその全貌が見えない…一体なにがどこまで出来るというの…?!
調べていたらリノベ会社が初心者向けにセミナーを開催する、という事で二人で参加しました。
これはリノベ会社での初回ヒアリングとは別で、参加者を何組か募って、そもそもリノベってどんなものなのか?の基礎を教えてくれる説明会って感じです。
これはとても勉強になりました(๑و•̀ω•́)و
リノベも考えてる方ならまず最初にセミナーを受けるのを本当おすすめするよってくらい、無料で受けるにはありがたい内容量。
物件も築浅の方がいいのか?管理状況を知るには?探し方は?どんな物件がリノベ向きか?また後々のタイミングで書きますが、メモの嵐でした。
基礎知識をつけたところで、初めてのFPさんの相談へ。
自分の貯蓄や収入や病歴など曝け出さないといけないので少々気が重かったのですが、この先生涯にかかるお金を可視化出来たのは新鮮でした。
特に私達は子供の予定もないし人生計画は立てやすい方だと思います。ローンの種類や組み方、生活レベルを落とさずに買えるマンションの値段など一つの参考に。
そしてこの頃から、戸建・マンション購入、リノベやらとにかく参考になりそうな本を買い漁りネットでも情報収集を始めます。
「リノベーションは会社側だけ頑張ってもいいものは作れません。作る側も積極的に参加する共同作業です」
リノベ会社に言われて印象に残ってる言葉!
確かに出来上がったものを買うわけでなく、空間をイチから作るのだものね。
(私だってろくに歯磨きせず自分で頑張る気のない患者さんと歯周病治療できないもの)
そして逆に言えば、私達と共同作業を頑張ってくれるリノベ会社と担当者を見つけることの大切さ(そして見つかるまでの大変さ!)も、この後実感するのでした。
お主…まだ探していたのか…?!の巻
お久しぶりです。りり子です。
すっかりこのブログの存在を忘れておりました(笑)
家は買わないことにしたんかい!って感じですが、いえいえ、まだまだ探してましたよ。
とは言っても、2020年の3月から8月現在まで新型コロナの影響でほぼ身動きが取れてない状況でした。
ステイホーム期間もあり、情報収集だけはわりと豊かに出来たのですがなかなか現地見学へ行けない…。
私も仕事柄(歯科)、コロナ感染を知らない間に貰っててもおかしくない状況で、やっぱり安易に担当の不動産会社の方にお会いするのも気が引けてしまい、緊急事態宣言が解けても暫くは引きこもっておりました。
また少しずつ動き始めているので、やっぱりブログを書こうと思いスマホを探ってたら無事に発見。今に至ります…また頑張ろうと思いますのでよろしくお願いします╭( ๐_๐)╮
キッチンが惜しいんだな
こんにちは、りり子です。
まさかの事故物件見学から、マンション探しをまた始める毎日。
どの素敵な物件を見ても惜しいところがあるわけです。
あ〜ここの間取りが微妙とか、洗面所が好みじゃないとか。
何より一番気にしていたのがキッチン。
私はとにかく独立キッチン(個室仕様)がいい!!!
実はキッチンを猫が漁るのが凄いストレスなんです。刃物類は危ないし、大事な紅茶の缶コレクションは容易に落とされるし…(笑)
料理途中のキャベツは盗まれたりと、とにかく落ち着いて料理がしたい。
あとはキッチン周りはあまり見られたくないというのもありまして。生活感が丸出しなのが苦手というか…本来は調味料も全部棚にしまいたいタイプなのです。
ここ最近の流行はオープンキッチンやアイランドキッチンなど、とにかくキッチン丸出しなのが多い!
共働き家庭が増えて夫婦が同時に使えるよう、広く動きやすくした時代の流れからきているそうですが…どうも私好みではないのです。
キッチンが個室になっている物件は本当に少ない。
ああ、ここに壁があれば…。せめて柵やガラスで仕切れないものなのか…。
色々工夫の仕方を考えていたのですが、ふとリノベーション済みのものを選んで買うのでなく、リノベーションを自分達でする方法を知ります。
注文住宅が良いと思っていた我々にとって、目から鱗が大海原へポロポロ。
マンションでも自分達好みに仕上げる事ができるなんて…!
リフォームとリノベーションの違いですが、法律で決まったものはないとのこと。
ただ、一般的にはリフォームは局所的なもの…キッチンを新しい物に取り替えたり壁紙を張り替えたり。
それに比べるとリノベーションはもっと範囲が広く…その中でもフルリノベーションとなると一回壁も壊して全部外に出し更地のような部屋にする「スケルトン」という工程から、壁の内部にある水道管なども交換して新たに自分達で決めた間取りに合わせて壁を作り家電や家具を配置し部屋を作る。
いわば注文住宅の中古マンション版みたいなものです。
極端な話し、ドカーンと広いワンルームにもできるわけです。
なんて私達にぴったりなやり方があるの…!と感動。すぐさまリノベーション雑誌を買い、調べる事にしました。
これで理想の独立キッチンも我のもの…。
初めてのマンション見学
マンションと決めたからには色々と調べ始めた我々(主にユロッピ)
新築から中古まで、色々な物件情報があります。
価格帯も様々で、自分たちがまず幾ら出せるのか?それも曖昧なまま、一先ず希望エリアのマンション情報を眺める日々。
そんな中、相場より一千万近く安いのにリフォーム済み(リフォームとリノベーションの違いは後ほど)で新築みたいな内装の中古マンションが!
見学に行くだけならタダよ!というわけで、初めてのマンション見学へ行きました。
そこは希望の沿線からバスでほど近く、低層階で築年数も浅いものでした。
ドキドキしながら入ると憧れの広いシュークロークや豪華なキッチン。造作したオリジナルの家具も。とても綺麗です。
一通り室内を見学して、不動産会社の方とお話し。
「10月の決算までに決めて頂けたら、手数料も半額で…」うんたら。
まぁこの場で決めてくれりゃお得ですよという内容なのですが、ここでユロッピ氏がふと疑問に。
「決算ということは、こちらの物件の売主さんは個人でなく法人ということでしょうか?どういった経由でこちらを手放したのか理由を知ることは…」
いわゆる、事故物件でした。
(私の内心がきぇー!!で済みましたが、人によっては「事故物件に入っちまったじゃないか!」とブチギレる方もいると後々違う不動産会社の方が言ってました。たしかに。)
つまり、(恐らくご家族の)自殺により部屋を相続した元の売主さんから会社が買い取り、キレイにリフォームして売り出したので安かったのですね。
備え付けの家具家電もつけると言ってたので、よっぽど売り払いたかったのかなと思いました。
やはり"相場より安いには理由がある"と学んだ我々ですが、もう1つのことに気がつきます。
建物が中古でも、内装は新築みたいにキレイに出来るということ!
そうしてリフォームやリノベーション済み物件を調べるうちに、中古マンションを買い、自分達好みにフルリノベーションを最初からやるという方法に出会います。
余談ですが、この事故物件も全く気にしない人からしたらかなり条件は良く、このあと買主は早めに決まったようでした。
ただし、事故物件でも気にしないとしても部屋に入った時の「におい」に違和感を感じたら、それはリフォーム前でも辞めた方が良いと聞きました。
直感的な「におい」の違和感は、どんなに壁紙を新しくしても床を張り替えても、拭えないそうです。
そろそろ、マイホーム
こんにちは、りり子です。
パートナーのユロッピと早くも同棲3年半が経ちました。ユロッピ34歳、りり子32歳。猫のマイケル2歳。
ローンの年齢的にも、マイホームを購入を考え始める頃です。
マイホームを考えたきっかけは、
●老後に今の家賃を払い続けるのはキツイ!!
●お互い持ち家育ちの為、賃貸でずっと暮らしていくイメージがつきにくい
この2つが大きかったと思います。
一般的には資産性も視野に入れてる方が多いのかもしれませんが、我々なんせ子無しレズビアン。譲る先も残す先も今はないので、あまりそこは重視してないのが本音です。
さて、マイホームといっても戸建やマンション、新築中古など色々とあります。
妹が注文住宅の建築士なのでたまに完成した住宅が雑誌に載ったのを見せて貰うのですが、いいなぁ…注文住宅いいなぁ…となるわけです。
一度我々の希望を伝えて仮の間取りを作ってもらったのですが、なんとまあ夢のような空間…!
しかし!
注文住宅を建てるには土地と建物を別に買わないといけません。
私達の住みたいエリア(現住所)でまず土地を買うとなると…。すぐ近所に丁度良い広さの土地が出ていたので参考までに確認したら7,000万!
上物を3,000万にしても合計10,000万。
一億ですよ、無理ぽよ。
そんなわけで注文住宅は早々に諦めることにして、戸建(建売や中古)にするのかマンションにするのか考えることに。
この問題は実に一年くらいあーでもないこーでもないと悩んでいたのですが、メリットデメリットも考えて我が家は結果的にマンションに決めました。
リアルタイムでまだまだ全てのことが進行中ですが、一大イベントの記念に書き綴っていきたいと思います。